アーラ ブコについて

酪農王国デンマーク生まれの ナチュラルクリームチーズ

世界各国で“デンマーク産高品質クリームチーズ”のブランドとして親しまれる、 Arla BUKO(アーラ ブコ)。「BU(ブー)」は牛の鳴き声、「KO」は牛を意味します。 良質な生乳をはじめ、厳選された天然の原材料のみでつくられており、 製菓・製パン業界のプロフェッショナルから高く支持されています。

アーラ ブコの歴史

アーラ ブコはデンマークで80年以上、日本でも50年以上の歴史を持つブランド。協同組合の発達した農業先進国デンマークでは、かつて数多くの酪農協同組合が存在し、各協同組合が個別の生産プロセス、販路、ブランドを開拓し、製品を生産・販売していました。その後、協同組合の統合が進み、やがて1つの大きな協同組合企業としてヨーロッパ最大級の乳製品メーカー「アーラ フーズ」が誕生。加盟するすべてのブランドはそれぞれのブランド名を残しながら、アーラ フーズのひとつの工場(同ライン・同規格)に集約されました。そして、2008年には複数ブランドによる販売を終了し、世界共通ブランド「 Arla BUKO(アーラ ブコ) 」に生まれ変わりました。

アーラ フーズについて

高品質なミルクを使用

高品質で豊かな味わいのために重要となるのが、原料のミルク(生乳)です。契約するすべての酪農家が、アーラ フーズが独自に開発した厳しい品質管理プログラム「アーラ・ガーデン」を遵守。その範囲は、牛の育て方から農場周辺の環境保全、ミルクの品質まで広範囲にわたります。また、集乳したミルクは万全のトレーサビリティ体制のもと厳しく検査され、品質、安全性ともに基準に達したものだけが使用されます。

おいしさの秘密

良質な生乳をはじめ、厳選した天然の原材料のみでつくられるナチュラルクリームチーズ、アーラ ブコ。コクがありながらくせがなく、ミルクのフレッシュな風味が生きる味わいは、あらゆる素材の味を引き立てます。防腐剤・人口添加物を使用していないため、安心して幅広いシーンでお使いいただけます。

アーラ ブコが日本に届くまで

契約酪農家から集めた高品質のミルクはまず、クリームとスキムミルクに分離。その新鮮なクリームを、衛生面・品質面を厳密に管理する機械で処理(発酵、加温など)した後、包装して冷却します。工場での製造工程はすべてコンピュータで徹底管理。また、専門知識を持ったスタッフが味や香りなどの品質を厳しくチェックしています。 できあがった商品は冷蔵トラックで港に運ばれ、世界最大規模の海運会社であるマースクラインの冷蔵コンテナで、一路、日本へ。クリームチーズを最良の状態に保つために、輸送中も温度管理(3℃)を徹底しています。約1カ月の船旅を経て、日本の港に到着します。

ナチュラルチーズ アーラ ブコ

チーズは製法によって、ナチュラルチーズとプロセスチーズに分けられます。ヨーロッパで一般的にチーズといえば、ナチュラルチーズ。アーラ ブコもそのひとつです。ナチュラルチーズは生乳に乳酸菌や凝乳酵素などを加えて固めたもので、菌や酵素が生きたままの状態。種類が多く、チーズの味わいが濃いのが特徴です。一方、プロセスチーズは1種類以上のナチュラルチーズを加熱して溶かし、乳化・成形したもの。加熱により菌や酵素の働きが止まるため、保存性が高くなります。 さらに、風味や熟成方法などからナチュラルチーズは、7つに分類されます。クリームチーズであるアーラ ブコは、その中で唯一熟成させない“フレッシュタイプ”です。

アーラ ブコの乳脂肪分

チーズでいう乳脂肪分は、チーズから水分を除いた固形分中における脂肪の割合のこと。「乳脂肪分70%」という場合、チーズ100g中70gが脂肪という意味ではなく、たとえば水分が60gだとすると、残りの固形分は40gで、その40g中の70%が脂肪。つまり、実際の脂肪の量はチーズ100g中28gとなります。アーラ ブコの脂肪の量は100g中35gです。

デンマークスタイル

アーラ ブコの品質へのこだわりの根底にあるのが、デンマーク人が大切にする価値観“ヒュッゲ(hygge)”。ヒュッゲとは、家族や恋人、親しい友人とのぬくもりに満ちた心地よい時間や空間、雰囲気など、デンマークの暮らしの基本ともいえる言葉です。 ヒュッゲに欠かせないのが、おいしい食事。週末に友人と食事を楽しむときは、自宅へ招き、手間ひまをかけてつくった家庭料理でもてなします。また、仕事の合間にはコーヒーやクッキーをいただきながら、同僚たちとおしゃべりを楽しむ時間も。ともに暮らすこと、食べることを楽しむデンマークの人々。アーラ ブコは、ヒュッゲな国で育まれたクリームチーズです。